こんにちは、まめこです。
私は現在、1時間の時短勤務をしながら「育児時短就業給付金」を受け取っています。
会社から案内があって申請しましたが、最初は「減ったお給料の10%がもらえるのかな?」と、
計算の仕組みがよくわかっていませんでした。
そこで今回は、私と同じように「制度の説明だけではわかりにくい」と感じる方に向けて、
金額の例や申請方法をまとめます。受け取って感じたことも紹介しますね。
育児時短就業給付金って、どんな制度?
2025年4月1日に始まった、2歳未満の子どもを育てるために時短勤務をして、
賃金が下がった方を支える雇用保険の給付です。

対象になるのは、雇用保険に加入し、2歳未満の子どもの育児のために、
会社と決めている勤務時間を短くして働く方です。
さらに、次のどちらかに当てはまる必要があります。
① 育休から続けて時短勤務を始める方
同じ子どもについて、育児休業給付の対象となる育休を取り、
その育休から続けて時短勤務を始める場合です。

② それ以外の方
時短勤務を始める前の2年間に、雇用保険に加入して働いた実績が、
一定の条件を満たす月で合計12か月以上ある場合です。

※イラストは一例です。①②ともに、父親・母親のどちらも対象になり得ます。
※②は、雇用保険に12か月加入していれば必ず対象になる、という意味ではありません。給与の支払いの対象となった日数や時間なども確認されます。自分が当てはまるかは、会社の担当者やハローワークに確認しましょう。
パート・契約社員・派遣社員も対象
育児時短就業給付金は、正社員だけの制度ではありません。
パート・契約社員・派遣社員も、雇用保険に加入し、必要な条件を満たせば対象になります。
ポイントは、2歳未満の子どもの育児のために「週の所定労働時間」を短くしていることです。
これは、会社と決めている1週間の勤務時間のこと。休憩や残業の時間は含みません。
例えば、休憩を除いて次のように変更するケース
・時短前:1日6時間 × 週5日=週30時間
・時短後:1日5時間 × 週5日=週25時間
ただし、勤務時間を短くするだけで必ず受給できるわけではありません。
賃金の低下に加え、時短前の就労実績などの条件もあります。
もともと1日5時間勤務で、勤務時間を変えていない場合は、
短時間勤務というだけでは対象になりません。
自分が対象になるかは、会社の担当者やハローワークに確認しましょう。
減ったお給料の10%ではないの?
ここは、私も勘違いしていたところです。
給付金は「減った分の10%」ではなく、原則として「時短勤務中に支払われた賃金の10%」です。
例えば、基準額24万円→時短勤務中の賃金21万円の場合
減った金額の10%
3万円×10%=3,000円
時短勤務中の賃金の10%
21万円×10%=21,000円
ここでいう基準額の正式名称は「育児時短就業開始時賃金月額」です。
時短開始前の賃金などから制度上の方法で計算されるもので、単純に直前の月給とは限りません。
育休から続けて時短勤務にする場合などは計算の扱いが異なるため、自分の基準額も確認しておくと安心です。
1時間の時短と2時間の時短では、どう違う?
基準額を24万円とし、8時間勤務から7時間・6時間に短縮して、
賃金も時間に比例して減ると仮定してみます。
| 働き方の例 | 時短中の賃金 | 給付金 | 賃金+給付金 |
|---|---|---|---|
| 7時間勤務 | 210,000円 | 21,000円 | 231,000円 |
| 6時間勤務 | 180,000円 | 18,000円 | 198,000円 |
この例では、時短を長くして賃金が下がると、給付金の金額も少なくなります。
ただし、実際の賃金は会社の給与規程や手当によって変わります。
必ず勤務時間に比例するわけではありません。
基準額の90%を超えると、どうなる?
賃金が基準額の90%以下なら原則10%ですが、90%を超えて100%未満の場合は給付率が調整されます。基準額以上の賃金が支払われた月は支給されません。
同じく基準額が24万円の場合で比べてみます。
| その月の賃金 | 給付率 | 給付金 | 賃金+給付金 |
|---|---|---|---|
| 216,000円(90%) | 10% | 21,600円 | 237,600円 |
| 228,000円(95%) | 4.74% | 10,807円 | 238,807円 |
| 240,000円(100%) | 支給なし | 0円 | 240,000円 |
95%の例では、22万8,000円の10%がそのままもらえるわけではありません。
また、減った分を全額補って24万円にしてくれる制度でもありません。
※いずれも制度の理解のための例で、私の実際の給与ではありません。受給条件を満たし、支給限度額・最低限度額による制限がかからない場合を想定しています。賃金は税金や社会保険料などを引く前の金額で、合計は手取り額ではありません。95%の例は公式の給付率4.74%で計算し、給付金の1円未満を切り捨てています。
申請はどうするの? まずは会社に確認しよう
申請先は、原則として会社の所在地を管轄するハローワークです。
通常は会社を通して手続きを進めるので、まずは人事・総務などの担当者に確認しましょう。

申請は原則2か月ごとですが、希望すれば1か月ごとの申請も可能です。
次回以降は指定された申請期間を会社と確認しておきましょう。
期限を過ぎた場合も、自己判断で諦めず、会社やハローワークに相談してください。
私の場合は、復職するときに会社から案内がありました
私は職場復帰のときに会社から案内があり、申請書類を記入して、母子手帳のコピーと
振込口座の番号がわかるコピーを提出したと記憶しています。
細かい提出書類は少し記憶があいまいですが、会社から案内してもらえたことで手続きを進められました。必要な書類は人によって異なるので、私の例はひとつの体験として参考にしてくださいね。
家計的には助かる!でも、2歳になるまででは短い…
私の場合、1日1時間の時短勤務で、7月の給与明細に記載された減額は約25,000円でした。
これは税金や社会保険料を引く前の金額です。
一方、7月の1か月分の育児時短就業給付金は約3万円。
給与明細上の時短による減額を、給付金が上回りました。
収入が減るなかで、この金額は家計の助けになったと感じています。
給付金の計算に使う基準額は、会社の給与明細にある減額前の給与とは異なる場合があります。
誰でも減額分以上にもらえるわけではなく、あくまで私の場合の一例です。
一方で、対象が2歳未満というのは、正直短いと感じています。
わが家では給付が終わっても、まだ1年以上保育園代がかかるので、家計的には厳しいなと思います。
※保育料の負担や無償化の対象は、世帯や施設などによって異なります。
ここでは、わが家の場合の気持ちとして書いています。
まとめ|仕組みを知って、会社に確認してみよう
育児時短就業給付金は、減ったお給料をすべて補うものではありません。
それでも、時短勤務中の家計を支えてくれる制度です。
私も最初は計算方法がよくわかりませんでしたが、金額の例で見ると理解しやすくなりました。
対象になりそうな方は、まず会社に確認してみてくださいね。
制度・申請方法の確認日:2026年10月22日。この記事は一般的な制度説明と個人の体験をまとめたものです。実際の受給資格や金額、必要書類は、会社・ハローワークで確認してください。



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